相続で節税対策を 其の二 遺産分割(1)
相続で節税がうまくいかなかったというケースは、例えば、動産なら譲り受けた宝飾品が、さほど高く売れなかったといった場合でしょうか。不動産でも、売却した時にさらに税金を徴収されたといった場合には、相続節税は大失敗となりましょう。まさに、負の遺産…相続で節税を見込むためには、どれだけの資産が、どれだけの人に、どのように分配されるかといことにも目を向けなければなりません。
その第一歩となるのが、「遺産分割」です。イサンブンカツ…そういえばテレビドラマでも、よく耳にするコトバ。ともすれば、ドロッドロな人間ドラマが展開されるところ。ガツンと遺産が転がりくんでくるかどうかが決まるわけです、すなわち相続節税の如何も懸かってくるところです。
遺産分割が一件落着するまでのプロセスをみておきましょう。「遺言」がすでに被相続人によって用意されている場合には、既に指定されている「遺言執行人」がコレを実行し、遺産を分割します。相続で節税がどれくらい見込めるかは被相続人の腕次第?(前後しますが、後で詳しくみます。)
もし、遺言がない場合は、「相続人が全員参加」して、「遺産分割協議」が行われます。具体的には、相続人を確定し、遺産について何がどれだけあるかをハッキリさせ、ソレをどうソーゾクするかを決める…これが一連の過程です。ですので、この時点で相続節税対策が講じられなければなりません。ゆえに、相続で節税の効果を最大限にするため、税理士さんにこの協議を取り持ってもらうこともございます。